2015年02月13日

スワブ 上から通す派? ベルから通す派?

サックスを吹いた後に必ずすることとされているスワブを通す作業。





どちら側から紐をとおしますか?






ネックジョイント側?



それとも



ベル側?







どっちでも良いかもしれませんが、、、







私は楽器を見ただけでどちら派かが分かってしまいますぴかぴか(新しい)








いや、、見なくても当てられるかもしれません。






当ててみましょうか?













ではご自分のサックスを観察してみて下さい。。。



右手の小指で押すこのパッド(LOWE♭)に注目。
低いレ#、ミ♭を出すときに押すキーですよ。



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これ。




キーガードが邪魔をして普段あまり目につくところじゃありませんが、、良ーく見てみて下さい。



パッドが汚れていたり、ブースターが錆び付いていたり、ガビガビしてたり、なんか緑色のがついていたりしませんか?



たとえば


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こんな感じ





ここの部分が痛んでいるアナタ。




もしくは、たまにものすごーく”ビッチリ”パッドがくっついているというアナタ。















ベルから入れる派ですね?、、、、













あたりました?笑 






違った方。すみません。。笑







でも実際に目の前で楽器をみせていただければ、結構な確率で当てれるかもです。




このスワブの通し方と、LOWE♭のパッドの劣化には面白い関係があるのです。




今頃の様な寒い季節はサックスを吹いているとベルに水がたまります。






ちなみに”つば”が溜っているわけではないですよ。

窓に水滴がつくのと一緒で、寒暖の差が起こす”結露”という現象です。

まあ多少は自分のつばも入っているのでしょうが、、。






さてこのベルの底に溜った水の処理をしているかどうかと、スワブをどちらから入れるかで、LOWE♭のパッドの痛み具合が変わります。






ベル底の水は気がついたときにベルから出している。という方は大正解。






気がついていなかったけどスワブを上から入れて通していたという方もまあ問題なし。









気がつかぬままに、ベルからスワブをいれると、、、





こうなって、、、、




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ベル底に溜っていた水はくるっとながれて、、


低いE♭のパッドのくぼみに流れてしまうのです!








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こっちは正解。








さらにここはクローズキーなので、行き場を失ったまま。



ケースに入れても流れていくところではないので留まったまま。



こうなるとどんどんパッドが悪くなってしまいます。



毎日スワブを通しているのに、このパッドが汚い!という方、









ベル底の水は発見したらベルから流しましょう。








それで解決です。










スワブの中には紐が短くてベルからじゃないと入らないスワブや、



スポンジやブラシがついていてまんべんなく水分が取れるという優れもの系もベルからでなければ入らないので、
そういったスワブを使用している方は特に注意です。






もちろんスワブを通さずにケースにしまってしまう方も、ここが最初に悪くなります。







スタンドにたてて少し乾かしておくのが一番良いのですけどね。









ちなみにこの”スワブどっちから入れるか当て”にはコツがあって、笑


というかLOWE♭パッドが痛んでいる人には共通点があって、







学生のテナー吹き 







この条件だけでほぼLOWE♭パッドが痛んでいます。






まずテナーサックスは結露し易く水がたまり易い。


学生は練習量が多く、しかも寒い教室で吹く事が多い。



さらに金管楽器だと思っていないので、つば出し用のぞうきんを用意していない人が多い。



そして多くの学生が使うヤマハ製のスワブはテナーには短く、ベルから手を突っ込まないとが紐が通りにくい。



様々な条件が、ベルから入れる派を生み出し易い環境になっているのです。






学生のテナーの方は要注意です。








ちなみに、、、、







LOWC#が痛んでいるアナタ、、、。くっつきやすいアナタ、、、







机の上等に長い間おいていたりする事が多いですね、、、






ベル底に水がたまったまま、この向きで放置すると、



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底に溜った水がC#流れて留まってしまいます。





この季節。 ベル底の水にはご用心下さいませ。





posted by PORTE at 18:54| Comment(0) | 日記